心理カウンセラー資格取得にチャレンジ

こんにちは。
わたしスタイルLABOのacoです。

昨日から、心理カウンセラー講座を学び始めました。
心理学に触れるのはこれが初めてではなく、実は18年ほど前から断続的に学んできました。
ただ今回の学び直しには、脳卒中を経験した今だからこその理由があります。

今回、なぜ改めて心理学を学ぼうと思ったのかを書きたいと思います。

最初の出会いは「コーチング」

心理学に関心を持ったのは、20代半ば、某企業の人事課で働いていたときのこと。
そこで「コーチング」という考え方を知りました。

コーチングとは、人の可能性を引き出し、自分で目標を達成できるように支援する方法です。
元はスポーツの「コーチ」が起源と言われていますが、それがビジネス界で能力開発のツールとして注目され、90年代に欧米の大企業で採用され広まりました。

当時読んだ本には「コーチングは目標達成の科学」と書かれていて、すごく新鮮に感じたのを覚えています。

ただその頃の日本では、コーチングはまだマイナーな分野で、主にビジネスマン向けやエグゼクティブ向けが主流。わたしが知りたい「個人のためのコーチング」は見つかりませんでした。

結局、そこで学びには至らず、一度は忘れてしまったのです。

子育て期に再び学びへ

結婚・出産を経て30代半ばになったころ、再びコーチングと出会いました。
下の子がまだ赤ちゃんの頃に参加した、お母さんのためのコーチング講座、通称ママイキ(ママのイキイキ応援プログラム)」です。

ここでは子どもとの関わり方だけでなく、自分自身を肯定し揺るぎない軸を持つこと、自分自身と向き合うことの大切さを学びました。

心の声を言葉にし、まずはお母さん自身が夢や目標に向かって進む。
自分自身の人生の主人公として主体的に生きていく。
そのような考えに、胸が高鳴ったのを覚えています。

「もっとコーチングを学んでみたい」
そんな気持ちがふくらみました。

アドラー心理学との出会い

ただ、当時のコーチングはやはりまだビジネスマン向けのものが多く、「行動させるための技術」に重点が置かれていて、心のあり方や人間関係を深く学ぶには限界がありました。

そんな中で出会ったのが「アドラー心理学」。

心理学者アルフレッド・アドラーが提唱した理論で、「人は誰でも変われる」という前向きな考え方を土台にしていて、有名なのが「勇気づけ」「共同体感覚」「横の関係」「課題の分離」といった概念で、個人の幸せを追求する心理学です。

アドラー心理学をベースにした「お母さんのための勇気づけ講座」に参加したのがきっかけだったのですが、これがまさに「わたしが学びたかったこと」でした。

さらにヒューマン・ギルドの「勇気づけリーダー養成講座」にも通って学びを深め、アドラー心理学は育児にとどまらず、あらゆる場面や人間関係に応用できることを実感しました。

アドラーベースの実践的コーチング

その後、学んだ知識を実践にどうつなげるかを考えたとき、行き着いたのが再び「コーチング」でした。

プロコーチ養成スクール、チームフロー(現アナザーヒストリー)に通いました。
ここではアドラー心理学をベースにしたコーチングを学べるというので、わたしにはまさにピッタリ。

チームフローでは机上の空論ではなく、あらゆる場面において「コーチ的に関わる」ことを学ぶので、とにかく実践ありき。
もちろん座学もありまあすが、ロールプレイやワークショップが中心で、講座がスタートしたその初日から「コーチングをする」という課題が出るほど徹底的に実践力を鍛え上げられました。

その後は、勇気づけ講座を開催したり、コーチングを個人に提供したり。
また専業にしたわけではありませんが、コンサルタントとしての仕事でもクライアントとの面談には、コーチングを取り入れ、大いに役立ちました。

脳卒中と後遺症、そして出会い直した心理学

ところが3年前、思いがけず脳卒中で倒れました。
右片麻痺や高次脳機能障害という後遺症を抱えながら、まずは毎日の生活を立て直すことに。

その中で、いくつかの大切な気づきもありました。

  • 入院中、同じ病気を経験した人のブログに救われたこと
  • 「自分の体験が誰かの光になれたら」と思い情報発信を始めたこと
  • 同じ後遺症で悩む人の役に立ちたいという思い
  • 倒れる前に学んだ心理学やコーチング、勇気づけが「困難を乗り越える力」になると感じたこと

同時に「コーチングだけでは補えない部分」があると気づきました。

コーチングは「ゼロからプラス」に向かう支援に強い手法ですが、病気や障害を抱えて「マイナスからゼロに戻る」過程には、カウンセリングのように心を受け止める支援が必要だと実感したのです。

アドラー心理学を学んでいる時も、コーチングを学んでいる時も、「カウンセリンの領域」を学ぶチャンスはありました。

ただ自分にとっては責任が大きすると感じ、受け止める自信がなかったので、あえて手を出すことを避けていたのですが…。

大きな病気を経験し、後遺症を負った自分だからこそ、扱える領域なのではないか、と思えるように。

心理カウンセラー講座を始めた理由

再び心理学を体系的に学ぶことを決めたものの、もちろん以前と違うこの身体で学ぶのは簡単ではありません。

  • 高次脳機能障害の記憶障害で新しいことがなかなか記憶に残らない
  • 高次脳機能障害の注意障害もあり、集中力が続かない
  • 脳疲労(易疲労性)のためすぐに疲れてしまう
  • 右片麻痺で字が書けず、ノートに書いて覚えることができない

普通の人の何倍も時間はかかると思います。
それでも「新しい学びをやってみよう」と思えるようになるまでに3年。
わたしにとっては大きな一歩です。

学び直しは挑戦

脳卒中になる前のわたしは、マルチタスクが大の得意な人間でした。
しかし今は、一つのことに集中して少しずつ進むしかないので、あれもこれも手を出すとパンクしてしまいます。

(実際、あれもこれもやりすぎた結果、脳の血管が切れたのかも苦笑)

そのため、このブログ記事のスタイルも少し変わるかもしれません。
当面は、学んだことをブログにアウトプットすることで、記憶の定着を助けたいと考えています。

これからは「終活」や「脳卒中・片麻痺」に加え、「心理学」「コーチング」「カウンセリング」といったテーマも書いていく予定です。

学び直しはわたしにとって大きな挑戦。
これからもその歩みを記録していくつもりなので、暖かく見守っていただければうれしいです。