「避難できない」──それは、現実の課題です
こんにちは。
わたしスタイルLABOのacoです。
突然の地震。線状降水帯による豪雨。
災害大国日本に住んでいると、毎日のようにどこかで災害が起きている様子を目にします。
万一自分が住んでいる地域に災害が起きて、「避難してください」と言われても、身体に障害があるわたしにとって、すぐに動くことは容易ではありません。
杖をつきながら歩くことはできますが、走ることはできませんし、状況によっては悪路が予想され、いつもの何倍も移動に時間がかかるかもしれません。
階段の上り下りにはに手すりが必須ですし、誰かの手助けなしには降りられないこともあります。
でも、これは、わたしだけの話ではないと思います。
高齢者や障害のある方の多くが、“避難”という言葉の裏にある現実的な困難を抱えています。
だからこそ、事前の準備が重要ですよね。
数日前も、集中豪雨による被害が都市部でも起こりました。
ニュース映像を見るたびに、こういう場合自分だったらどう備えればいいのだろうか?と考えます。
わたしの備えができていれば、家族の負担や心配事も減るはず。
そこで今回は、身体に障害があるわたし自身の視点から、「防災のために備えておきたいこと」「実際に用意しているおすすめグッズ」について紹介したいと思います。
想定すべき災害は「地震」だけじゃない
近年、以下のような自然災害が予測、または頻発しています。
- 南海トラフ地震などの大地震
- 線状降水帯による局地的な豪雨
- 河川氾濫・土砂災害
- 台風による長時間の停電・断水
これらは季節や時間を問わず、いつでも突然起きる可能性があります。
都市型災害のリアルな事例から学ぶ
「まさか自分の街でこんなことが起きるなんて」
── 都市に住んでいると、防災はどこか遠い話に思えがちですが、実際には都市ならではの災害リスクも増えています。
● 東日本大震災(2011年)では…
東京23区でも震度5強の揺れを観測し、数十万人が帰宅困難者になりました。交通網が麻痺し、駅に人が溢れたことを覚えている方も多いのではないでしょうか。当時実際に見た光景は、今でも忘れません。
● 大阪北部地震(2018年)では…
高槻市でブロック塀が倒れ、小学生が亡くなる事故が発生。エレベーターの停止で、高齢者や障害者が自宅から出られなくなる問題も起きました。
● 線状降水帯による都市型水害(2021年〜)
東京・福岡・名古屋など各地で、わずか1時間で道路が川のようになり、地下施設や集合住宅が浸水。高齢者施設やグループホームが孤立した事例もあります。
● 台風と停電による都市機能のマヒ
2018年の台風21号、2019年の台風15号では、都心でも停電や断水が長期間に及び、エレベーターやポンプが使えなくなったことで障害者が自宅内に閉じ込められたケースも。
都市に住む障害者にとって、災害は「逃げる」より「どうやって生き延びるか」の視点が大切です。
わたしが実践している防災の備え
現在、わが家では以下のような準備をしています。
✅ 簡易トイレ(凝固剤付き)
✅ 飲料水のローリングストック
✅ 備蓄食(非常食セット+レトルト食品など)
✅ 非常用持ち出しリュック
✅ 大容量ポータブルバッテリー
✅ 自治体の防災アプリ登録(地域情報の受信)
✅ コンロ+ガスボンベ、チャッカマン
✅ 懐中電灯やランタン、予備の乾電池
✅ サランラップや紙皿、フォーク、スプーン、はしなど
すべて一気に揃えたわけではなく、毎年見直し、少しずつ時間をかけて用意しました。
「逃げられない」ことを前提に考える、自宅避難のすすめ
避難所に行くのが難しい、避難指示が出ても動けない。
そんなとき、自宅で命を守れる環境を整えておくことが重要です。
そのためには…
- 食料・水・電源の確保(最低3日〜できれば1週間)
- 簡易トイレの準備(排泄の問題は軽視できません)
- 安全な寝床や移動しやすい家具配置
- 必要な医療・介護情報のまとめ(お薬手帳など)
は、最低限用意しておきましょう。
「自宅避難」を前提とした防災グッズまとめ
以下は、私自身が実際に備えているものを中心に、身体に障害がある立場から選んだ防災グッズリストです。 (※PRを含みます)。
■ 自宅避難に備えておきたい必須グッズ
✅ 飲料水(ローリングストック)
- 2L×6本、最低3日分を常備

- 500mlサイズも揃えておく(そのまま飲めるサイズ)

✅ 簡易トイレ(凝固剤付き)
- 水が止まっても安心
- ニオイ対策にも優れた凝固剤タイプ

✅ 非常食セット(主食+おかず)
- 水や火がなくても食べられるものを選ぶ
- 賞味期限5年のものが安心

✅ 大容量ポータブルバッテリー
- スマホ、照明の充電用に
- 小型タイプで持ち運びも可能なサイズ

✅ カセットコンロ+ボンベ+チャッカマン
- 電気がなくてもお湯を沸かせる
- 使用後の冷却やガス保管には注意

✅ 懐中電灯・LEDランタン
- 停電時の夜間行動に必須
- ソーラー・USB充電両対応がおすすめ

✅ 非常用持ち出しリュック
- ラジオ、エアマット、救急セットなどが一式揃ったもの
- 玄関や寝室の近くに配置

✅ 紙皿・紙コップ・サランラップ
- 洗い物ができないとき用
- ラップは食器に巻いて使えば節水&衛生的
✅ 防災アプリのインストール(無料)
【おすすめ】
東京都防災アプリ
Yahoo!防災速報
NHK防災
▶︎避難情報・警報・ハザードマップも確認できる
■ 身体障害者・高齢者に特におすすめの備え
✅ 障害者手帳のコピー/お薬手帳/緊急連絡カード
- 避難先や病院で必要となることも
- 防災袋に入れておく
✅ 携帯用モバイルバッテリー(予備)
- 外出先・移動時にも充電可能
- 軽量モデルを複数持つのが理想
✅ ホイッスル・防犯ブザー
- 閉じ込められたとき、自分の居場所を知らせるために
✅ 体拭きシート/除菌グッズ/生理用品
- お風呂に入れないときのケアに必須
- 女性・介護者には欠かせないアイテム
ひとことアドバイス:
「備えたいけど、何から始めたらいいかわからない」という方は、
まず簡易トイレ・水・モバイル電源の3つから始めるのがおすすめです!
「避難=外へ逃げる」だけじゃない
身体に障害があるわたしたちは、必ずしも「すぐに外に逃げる」という選択肢を取れません。
だからこそ、自分の命を守るための選択肢を“日常の延長で備えておく”ことが重要だと感じます。
普段から、いざという時の場合を想定し、家族と話し合っておくことも大切ですね。
「避難できないかもしれない」
その不安を、備えることで少しでも軽くしていけたら。
最後に:今日できることから、1つだけでも
防災準備は、何も「一度に完璧を目指す」必要はないので、まずは今日、以下のうち1つだけでもやってみてください。
- 水を2L買い足す
- 非常用トイレをポチる
- 災害アプリをスマホに入れる
それだけでも、「備えた」という安心感が増すはず。
まさか!
は今日起こるかもしれないから。
脳卒中で倒れた”あの日”も、突然やってきました。
自然災害はある程度予測がつくものもあります。
備えあれば憂いなし。
できることから、始めませんか?
この記事が、少しでもお役に立てればうれしいです。
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