わたしスタイルLABO一押しスペシャリストによる連載記事をお届けします。
わからないことは、その道のプロに聞け!ということで、今回のスペシャリストは、ライターの楠田尚美さん。
ブログやメルマガの「伝わる」ライティングテクニックを伝授していただきます!

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「伝わる文章」で、あなたの「ブログ・メルマガ」のファンを増やす!
誰でも書くのが好きになる「基本テクニック」教えます。

こんにちは。
ライターの楠田尚美です。


前回、「伝わる文章」を書くには「ベネフィットの訴求」、 『お客さまに何を伝えたら、行動に移してもらえるのかを考える』 についてお話をしました。


「ベネフィットの訴求」は、読者に購買行動を起こしてもらうために必要な 「文章を書く前の準備」でしたね。


そして、その前にもう一つ「重要なこと」があるとお伝えしました。
今回は、その重要なことについてお話しします。


ベネフィットの訴求の前にとっても大事なこと。
それは、『ターゲットの設定』です!


「ターゲット設定ならしている」とおっしゃるかもしれません。

では、具体的にどのように設定されていますか?

「20代のおしゃれな女性」
「小さな子どもを持つお母さん」
「美容に興味がある40代のビジネスウーマン」
「30代の独身男性」

こんな感じでしょうか?

残念ながら、これでは「ターゲット設定をした」とは言えません!


みなさんは、ご自分の商品・サービスを大勢の人に買ってもらいたい、 利用してもらいたいと思っていらっしゃるでしょう。


それは当然のことです。


でも、だからと言って、 「20代のおしゃれな女性」のように、ターゲット層の範囲が広くては、 「伝わる文章」は書けないのです。



「ターゲット設定」は、とにかく「細かく」することが肝心!


性別、年齢、職業だけでなく、
□家族構成
□住んでいる場所
□趣味
□性格
□よく読む雑誌 などなど、
人物像を明確にしましょう。

 

細かくし過ぎてダメ、ということはありません。

商品・サービスの特長、特性も考えて設定してください。


極端ですが、若者向けの商品なのに、ターゲット設定をお年寄りにしては意味がありませんよね。


このように、プロフィール設定した「架空のモデル」を「ペルソナ」と言います。ご存知の方も多いでしょう。


ペルソナを思い浮かべながら書くことで、
 読者が興味を持つ内容
 読者の心に響く表現
 読者が好む言葉使い
が見えてきて、自然と「伝わる文章」を書くことができます。


ペルソナは一人で大丈夫。
一人に向けて書いた文章が、多くの読者に「伝わる文章」になるのです。


あなたが設定したペルソナさんは、 ブログ・メルマガを書くときだけでなく、 「ウエブサイト」や「チラシ」「パッケージ」などの デザイン、キャッチコピーを考えるときにも「力強い存在」になってくれますよ。


さて、「ターゲット設定」「ベネフィットの訴求」ができました。
いよいよ文章作成? いえ、準備はまだ必要なんです。

第3回は、「伝わる文章」を書くための、もう一つのステップについてお話しします。


今回も最後までお読みくださり、ありがとうございます。

楠田尚美さんプロフィール

楠田尚美氏株式会社楠田事務所

ライター
東京都生まれ。
大学卒業後、株式会社電通PRセンター(現・電通パブリックリレーションズ)に入社。制作部門、メディアリレーションズ部門、営業部門にてさまざまなクライアントを担当する。

1996年に独立し、絵本シリーズの企画・装丁や学校案内の編集・制作、児童英語スクールの広報などに携わり、編集・制作の分野で実績を積む。

その後、女性向けエンターテインメント情報サイト「WOMAN.DOGATCH」にて、コラム『Enjoy! Cooking Enjoy! Eating』(全97回)を執筆。

2006年頃からは、インタビュー記事の作成、企業・学校などの冊子・ウェブ原稿作成など、主にライティングを中心に活動している。
財団法人メンタルケア協会認定メンタルケアスペシャリスト

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